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2020/02/17 18:47
令和2年2月15日(土)、関鍛冶福留房幸刀匠による熱田神宮への剣奉納が無事行われましたのでご報告致します。
(粋陽堂も協賛者の一人として、また奉納演武全体のまとめ人として協力させていただきました。)
事前の告知記事は こちら
まずは協賛者の皆様にお集まりいただき、今回奉納する剣の内覧会を行いました。
桐箱、白鞘から剣を取り出し、実際に手に取ってその重み、感触を体感いただきました。
剣 一口
銘 表 奉祝 令和御大典
裏 地平天成 武運⻑久 房幸謹作
裏 地平天成 武運⻑久 房幸謹作
刃⻑ 約七寸七分
刃紋 直刃 彫刻
刃紋 直刃 彫刻
表鏡図 裏勾玉図
上研磨
金着ハバキ
白鞘 桐箱
桐箱の蓋内側に賛同者名を墨書して納める
30名を超える皆様に時間いっぱいまで一人一人、福留刀匠とお話いただきながら御鑑賞いただきました。
現在では武道に使われることがない為剣が作られることがそもそも珍しい中、さらにそれが奉納される直前に鑑賞できるということで、大変に珍しい機会となりました。
武道家だけでなく、プロの書道家、写真家など文化人の方々も参加、御鑑賞いただきました。
参加者からの質問にも一つ一つ丁寧に答え、剣に関する知識、奉納に関する過去の事例、今回の奉納に込めた思いや彫刻の意味など様々な話題を語っていただきました。
10時に神社側からお迎えがあり、本殿へ。
刀匠、協賛者揃って御垣内参拝をさせていただきました。
続いて神楽殿へ移動し、令和奉武会として団体での御祈祷を受け、再び宝物殿へ。
宝物殿内講堂では奉納演武観覧の一般の方の為に、一時的に剣が飾られました。
熱田神宮権宮司大原様より感謝状と記念品の贈呈。
「一言で言えば、アスリートのように締まった一振り」というコメントを頂戴いたしました。
ここから奉納演武へと移り、開会式。
福留刀匠のご挨拶では、「美しさを追求することが目的でなく、強さや合理性を追求した結果、それが美しさを体現することを目指す」という製作の信念を、弓道の「真善美」の言葉と絡めながら(福留刀匠は小笠原流弓馬術礼法門人であり、弓道錬士五段)お話されました。
以下、奉納演武参加団体を演武順にご紹介致します。
各団体の詳細はそれぞれのリンクからご覧いただけます。
相生道 名古屋練習会
演武集団〜螺旋〜 の詳細紹介は こちら
③尾張貫流槍術・柳生新陰流兵法
春風館東海支部の詳細紹介は こちら
④尾張貫流槍術・柳生新陰流兵法
春誠館の詳細紹介は こちら
※③、④は同流派の為合同での演武となります。
⑤世界拳法会
世界拳法会の詳細紹介は こちら最後は各団体代表の方に流派の特徴、活動状況などを解説いただき閉会となりました。
今回奉納の福留刀匠の剣は演武終了直後には熱田神宮文化殿宝物館の中で展示されていました。
入り口すぐ右のガラスケースに協賛者の名前の箱書がされた桐箱と共に飾られています。
お寄りの際は是非ご覧ください。
フォトレポートは以上となります。
今回の奉納演武の内容は各団体のホームページ、SNSでも紹介される予定です。
この機会に、各団体のSNSなどのフォロー、活動へのいいね、リツイートで拡散・ご支援よろしくお願い致します。
各団体の活動に興味を持たれたら、見学・体験などのお問い合わせも取り次ぎ致しますので粋陽堂までご連絡ください。
粋陽堂
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